ネット・SNSで情報があふれる時代。テレビ業界で、報道する立場としての経験や、コンプライアンス総括責任者の知識を活かして、社会や企業の役に立ちたいと独立
名前
山本 一宗
所属/肩書き
株式会社CompLabo 代表取締役
一般社団法人医療接遇ホスピタリティ協会パートナー講師
鳥取大学医学部附属病院コンプライアンスアドバイザー
元・読売テレビコンプライアンス総括責任者
経歴
関西学院大学 社会学部社会学科 卒業
1988年讀賣テレビ放送(株)入社後
神戸連続児童殺傷事件、 和歌山毒物カレー事件や金融機関再編などの取材を経験
「THE ワイド」 「情報ライブ ミヤネ屋」 プロデューサー
日本テレビ放送網(株)報道局出向(系列局統括デスク)
「ウェークアップ!ぷらす」チーフプロデューサー
報道局統括デスク、サイバー報道デスクを歴任
2019年よりコンプライアンス推進室にて放送基準に基づく番組・CMの表現考査、 社内 人権・倫理研修、SNS利用指針作成、BPO放送倫理・番組向上機構対応などを担当。 ・(一社)日本民間放送連盟 委員として9年ぶりの放送基準改訂作業などに従事。
2021年からはコンプライアンス総括責任者(総括役)として社全体の危機管理・考査・判断・研修企画立案実施を指揮。
2023年春に読売テレビを退社し、株式会社CompLaboを設立。
〈独立後の経歴〉
鳥取大学医学部附属病院コンプライアンスアドバイザー
大手広告代理店 考査支援コンサルティング
医療機関 ハラスメント対応支援
大学生競技団体 SNS・コンプライアンス研修
一般企業 SNS・コンプライアンス研修
地方自治体教育委員会 子育てコンプライアンス講演
独立後、企業・団体、医療機関向けにコンプライアンス(人的倫理)/リスクマネジメント/危機管理広報に関するコンサルティングおよび研修事業を展開
国会議員や監督省庁、関係団体などの人脈・交流から最新の法令執行状況や動向など情報取材入手
広告宣伝や自社オウンドメディア、SNS情報発信時の法令遵守(景表法、薬機法、特商法などの関係法令や指針)アドバイス支援
不祥事発生時の判断・対応等に関する実務、危機管理広報、メディア対応支援
など組織の人的資本向上・企業価値に資する「人」への研修を展開
受賞歴
2014年 日本民間放送連盟賞 テレビ教養番組部門 優秀賞
「ミヤネと学ぶ!南海トラフ超巨大地震 極限の選択マグニチュード9.1を生き延びろ!」
2016年 日本民間放送連盟賞 テレビエンターテインメント番組部門 優秀賞
「キューバが愛した日本人 ~向井理、最後の楽園へ~」
MHOSでクライアントにお伝えされている専門についてお聞かせください。
組織内ハラスメント防止研修(管理層向け、一般職員向け)
顧客・患者(カスタマー)ハラスメント対応研修
個人的不祥事(社会規範逸脱行動やSNS炎上等)と組織責任に関する倫理研修
個人情報漏えい防止研修
人権多様性研修(性的マイノリティ顧客対応など)
宣伝・情報発信担当者向け 法令遵守研修(景表法、薬機法、特商法等)など「人・情報発信」にかかわるコンプライアンス全般の研修・コンサルティング
メディアでの経験、報道する立場としてさまざまな企業不祥事を扱ってきた経験、考査コンプライアンスの豊富な事例をもとに、受講していただく方にとっての「幸せ」を第一義に、具体的なエピソードやプライベートにおよぶリスクをお伝えすることで、より理解いただきやすい研修内容としています。
特に、宣伝情報に関する法令遵守研修は、考査事例や行政処分事例をもとに士業の方がお伝えするよりもより実践的な内容であると自負しております。

どのようなクライアントが多いでしょうか?
基本的には、コンプライアンス意識向上や人的資本向上を目的とされるすべての業種、業態に対応しております。
ただ、もし「コンプライアンス問題」が起きた際、業種・業態的に厳しい批判が予測される企業・組織にとっては特に研修やコンサルティング(第三者による点検等)という形での人的資本向上・ガバナンス施策が大切だと思います。具体的には、BtoCでイメージが重要視される有名企業や、社会的に高い倫理性があると認識されている医療、教育、メディア業界が該当すると考えます。大企業や医療現場(病院・クリニック等)に趣旨をご理解いただき、多くの研修やコンサルティングをさせていただいています。
<コンサルティング実績>
鳥取大学医学部附属病院
広報戦略、取材依頼に対するコンプライアンス・倫理的観点、リスクマネジメントの観点からの具体的返答・対応策などのアドバイス支援
クリニック(職員80人規模)
コンプライアンス・ハラスメント対応に関する具体的対応策をアドバイス支援
大手広告代理店
営業担当者を対象に、クライアントが希望する広告企画や広告素材(クリエイティブ)に関して景表法・特商法・薬機法等の関係法令・指針に抵触がないか、媒体審査による指摘など改稿も含めたコンプライアンスアドバイス支援
今の専門に辿りついた経緯をお聞かせください。
テレビ局での考査業務は、唯一の媒体法である「放送法」をベースにしています。しかし他に情報媒体の名称がついた法律は存在せず、言い換えればテレビは求められる法令遵守性・倫理性がもっとも高いメディアといえます。
一方で今日のネット・SNS社会は玉石混交、AIの進化もありフェイクや不確実な情報、誹謗中傷や批判で人の思考や行動が左右される側面が強まっています。企業や組織が発信する宣伝情報でもステマや法令違反など消費者の利益を損なったりするものが跋扈しており、それを企業や広告代理店が気づいていないケース、あるいは故意に行ったりするケースも多く、その価値や信頼が揺らいでいます。
もはや必須のインフラとなったネットがよりよい情報社会に資するために、コンプライアンス遵守という価値が企業・組織の信頼向上につながるために、そこに生きる人が幸せに過ごせるために…テレビ時代に得た知見を、社会や企業のお役に立つよう活かしていきたい!との思いで起業をしました。

素晴らしいキャリアをお持ちの山本様。今のお仕事のやりがい、こんな瞬間が最高に楽しい!と思うことは何でしょうか?
コンプライアンス遵守やリスクマネジメントが大事だと頭ではわかっていても、企業や組織、経営者の方で「まぁ大丈夫だろう」と軽視されることが少なくありません。その重要性についてご理解いただき、実際に研修などを通して「よく理解できた」「人としてのあり方が大事だ」などの感想をいただいたときに、うれしさとやりがいを感じます。
また、コンプライアンスとは少し別領域にまで広がりますが、SNSなどネット世論の影響力が社会的にもユーザ的にも高まる中で、玉石混交の情報社会にどう向き合い、自身でどうとらえ、どう行動することが倫理的に大事なのかという「情報リテラシー」が、これからの時代に「人として」非常に大事だと思います。そういったことをお伝えできることがとても楽しいと感じています。
研修・セミナーでこだわりがあればお聞かせください。
具体的な研修・コンサルティングは、クライアント様のニーズに合わせて、振り返りワークや行動反映ワークを採り入れています。また、具体事例を多く紹介するなど「とっつきやすい」構成として、内容のわかりやすさ、啓発効果に重点を置いています。
鳥取大学病院での研修は、職種・階層など問わない全体対象で、リアル参加+録画視聴です(ただしハラスメントを扱った回については「管理者層」「一般職員層」に分けて実施しました)。
別の医療法人では、マネジメント層約80人に対してコンプライアンス総論や円滑な組織・コミュニケーションなどについてお話ししました。
多忙な職員の方の受講しやすさも考慮し、基本的には60から90分を1セッションとして、Slidoを活用します。Q&Aやワーク・クイズなどを通して、認識の再確認と自己変容をうながす研修形式です。
可能であれば、山本様の研修・セミナーの感想をご紹介ください。お人柄や当日の雰囲気が伝わればと思い、お聞きする次第です。
医療法人での研修アンケートでは、以下のような感想をいただきました。
職員みんなで共有したいと思う内容で、お話も聞きやすく退屈感もなかった。
コンプライアンス、ハラスメントの定義についてクリアになりました。
日頃からのコミュニケーションがいかに大切か再認識できました。
話がうまく滑舌がよくてすごく聞きやすかった。
聞きやすく興味がわく内容で、相手を敬う姿勢の大切さが理解できた。
見て見ぬふりや隠蔽・不正など公になるまでに防ぐ事の必要性などが理解できた。
大変分かりやすく、講師の人柄を含めた内容で楽しく受講することができました。
研修・セミナーを検討されている方へメッセージをお願いします。
2023年秋に制定された景品表示法「ステマ規制」の行政処分第一号をご存じですか?実は「Googleマップのクチコミ投稿で接種代金を割引した」東京都内のクリニックが措置命令の対象となったのです。
ネットがインフラとなった現代社会、職員の不適切な行動やSNS投稿、法に抵触する宣伝情報の発信、あるいは公表すべきトラブルの隠ぺいは、SNSでの批判・拡散も相まって組織・企業にとって大きなリスクとなる時代です。倫理ガバナンスの低下は、職員の士気低下、業務ミスにつながりやすく人材流出・離職という事態を招きかねません。
防止するために重要となる研修・啓発は「コスト」ではなく事業を発展させていくうえでの人的資本向上への「投資」です。その大切さをご理解いただき、テレビメディアでの報道する立場・厳しいコンプライアンス経験からお伝えする今の時代に必要な「研修」のご検討をお願い申し上げます。

メディア掲載実績
◆ラジオ出演
2023/6/19 FM Osaka – NJ on the radio!
2024/2/15 BAY FM - AWAKE
2024/3/20 ニッポン放送 – 辛坊治郎ズーム(https://bit.ly/4anCIeS)
◆雑誌
2023/6月号 月刊先端教育 著書紹介インタビュー(https://bit.ly/41jrkMi)
◆新聞
2023/6/8 毎日小学生新聞 インタビュー( https://bit.ly/3qBwu9R)
著書
「子どもコンプライアンス」 2023年3月 ワニブックス刊
(https://www.wani.co.jp/event.php?id=7709
https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/4211)



