『つらい介護』を『やさしい介護』に変換できると、利用者・スタッフ双方の笑顔が増える。安全で安心な介護技術を広め笑顔あふれる介護・医療現場への第一歩を。
名前
林 秀学
所属/肩書き
大阪府内(社福)特別養護老人ホーム
一般社団法人医療接遇ホスピタリティ協会パートナー講師
所有資格
介護福祉士
介護支援専門員
指導者養成講習修了
認知症介護実践リーダー研修修了
経歴
1999年3月 関西社会福祉専門学校卒業
1999年4月 (社福)老健に介護職員として入社
2006年4月 同老健の介護主任に就任
2014年4月 同法人の特養に、介護支援専門員として就任
介護福祉士養成校2校の非常勤講師として介護技術、コミュニケーション技術の講義を行う。
介護福祉士国家試験の実技試験免除講習会、介護福祉士実務者研修、介護職員初任者研修の指導者を行う。
MHOSでクライアントにお伝えされている専門についてお聞かせください。
介護・医療現場のスタッフ向け【介護技術研修 】
ご利用者とスタッフ双方に優しい介護技術の習得を、実践形式で分かりやすくお伝えしています。個別案件に対してもその場でディスカッションし、介護方法の提案を行うことが可能です。
介護・医療現場のスタッフ向け【接遇研修】
介護・医療現場で起こりがちな事例を交え、ご利用者・ご家族に好印象を持ってもらえる言葉遣いや行動を分かりやすくお伝えしています。
どのようなクライアントが多いでしょうか?
<介護現場>
特養、老健、グループホーム、デイサービス、訪問介護、居宅介護支援事業所
<医療現場>
クリニック(整形外科、歯科)
<その他>
介護福祉士養成校、A市 介護事業者連絡会、B市 家族向け介護教室
研修に適した人数規模はどのくらいでしょうか?
実技中心の研修
10~20名程度でご受講いただくのが、望ましいです。
私の担当する研修では、お一人お一人の顔をしっかり見ていきたいので、30名程度まで一度の研修でを承っております。
講義中心の研修
講義中心の研修も、お一人お一人の顔が見える20~30名程度が望ましいです。ただし講座形式ですので、50名程度まで一度に研修を承っております。
組織の規模感やご希望の内容によってカスタマイズいたしますので、お気軽にご相談ください。
今の専門に辿りついた経緯をお聞かせください。
老健で日々の介護を行う中で、自身の介護技術の拙さから無理な介護を続けた結果腰を痛めました。介護福祉士の実技試験免除講習会指導者への就任をきっかけに、介護技術を一から勉強し直しました。
学んだ知識は実践を通じて、今の介護現場に必要な知識・技術であると確信し、ご利用者とスタッフの双方にとって安全かつ安心な技術を広めるべく、研修やセミナーを行うようになりました。
介護・医療現場では『親しみやすさ』の捉え方の違いにより、言葉が乱れやすい環境にあります。接遇や敬語はその場に居合わせる人々が気持ちよく過ごすためのマナーです。『親しみ』と『馴れ馴れしさ』の違いに気づき、専門職として適切な接遇マナーが習得できるよう、研修やセミナーを行うようになりました。

介護技術を勉強し直し、以前のやり方との決定的な違いはありましたか?どのようなポイントか、差し支えなければ教えて下さい。
一番の違いは、エビデンス(科学的根拠)に基づいているかどうかです。
下の「研修・セミナーでこだわりがあればお聞かせください」にも記載しましたが、介護現場の教育では、方法や手技のみが伝えられています。その為、基本の無い応用(私はそれを適当と言っています)が横行しています。自身の行っている介護を説明できる、介護・医療現場スタッフの育成を心がけています。
研修・セミナーでこだわりがあればお聞かせください。
介護技術は永く方法や手技のみが継承されてきました。研修ではまずは科学的根拠を伝えています。その上でスタッフ一人ひとりの背格好が違うため、個々に応じた方法をお伝えすることを大切にしています。
「楽しく学ぶ」を大切にしながらも「楽しかった」で終わることが無いよう、実践し介護・医療現場で役立てられる技術の習得を目指しています。
「楽しく学ぶ」ために心がけていること、研修が「楽しかった」で終わらないために大切なことは何だと考えますか?
グループワークや事例検討を通じて、受講生の相互間の意見交換や学びを取り入れ、多くの気づきが得られるよう心がけています。また主体性を引き出せるよう心がけています。
「次は私にさせて」「じゃあこんな方法は?」と、受講者の早く実践したいという意欲や、アイデアが溢れ出している時など、研修を通じて感情が溢れ出し、主体的に学ぶ意欲が導き出せた瞬間があります。必ずといってそういう時には笑顔が溢れています。
また「楽しかった」で終わらないために、アウトプットが大切です。学んだことや翌日から実践することを、研修の最後に宣言するなど取り組んでいます。同僚や上司・部下がいる中、自分の言葉で宣言すると、行動に繋がります。また研修内容そのものが机上の空論ではなく、実現可能な内容にするよう努めています。数ヶ月後にフォローアップ研修を行うことが望ましいです。
研修・セミナーを検討されている方へメッセージをお願いします。
研修を通してお伝えしたいことは、介護は楽しいということです。
私自身26年間介護に携わってきましたが、考えること、気づくことなど未だに学びが多くあります。
介護はみんな違って、みんないい。介護・医療現場はこれまでの人生で培ってきた経験や知識が光る場所です。いろんな経歴や経験をもつ人たちがチームとなることで、様々なニーズに対応していけます。
また『つらい介護』はご利用者・スタッフ双方の笑顔を奪います。笑顔溢れる介護・医療現場への第一歩として、『つらい介護』を『やさしい介護』に変換するためのお手伝いができれば幸いです。『やさしい介護』に変換できると、自然と会話が生まれ、生活(職場)環境に笑顔が増えます。



