積み重ねの先にあるもの ―2025年から2026年へ
2025.12.28
お知らせ
2025年も、静かに終わろうとしています。
クリスマスが過ぎると、自然と気持ちは次の年へと向かいます。
例年のごとく、この一年を振り返ってみたいと思います。
私の2025年は、「静かに整え続けた一年」でした。
私が取り組んでいる医療接遇教育は、見た目の変化や即効性だけで評価されにくい分野です。
その分、「現場で本当に続くか」「形だけになっていないか」を、今年も常に意識しながら取り組んできました。
研修内容は、できるだけシンプルに、再現性のある形に落とし込むことを大切にしています。
① 総合病院を中心とした研修機会の拡大
2025年は、総合病院での研修実施数が大幅に増え、1回あたりの研修規模や契約期間も拡大するなど、より中長期的な視点で人材育成に関わらせていただく機会が増えた一年でもありました。
そのような環境の中で、改めて強く感じたのは、派手な言葉や演出よりも、明日から現場で実践できる一つの動作、一つの言葉にこそ価値がある、ということでした。
②医療現場に求められる研修テーマの変化
また2025年は、医療現場におけるハラスメント防止研修についてのご依頼が急増、制度や義務への対応にとどまらず、現場で実際に起こりうる課題や、コミュニケーションの在り方を踏まえた研修の必要性を、改めて実感する一年となりました。あわせて、管理職・リーダー層を対象とした研修のご相談やご依頼も多く寄せられ、組織全体の風土づくりや、マネジメントの質を高める取り組みに関わる機会が増えました。
その中で、本来弊会が強みとしてきた組織改革の視点から、研修にとどまらないコンサルティング業務を担う場面が増えました。また近年ご相談が増えている「介護離職」に関する課題に対応するため、2025年は介護離職防止対策研修を新たに立ち上げました。
医療・介護現場のみならず、管理職や組織全体で共有すべきテーマとして捉え、制度理解にとどまらず、実際の現場対応やコミュニケーションの在り方を含めた内容で構成しています。働きながら介護と向き合う職員が増える中、来年はさらにその必要性が高まり、研修のご依頼も一層増えていくことが予測されます。
③ 医療・介護分野における講師陣との新たな連携
さらに今年は、医療・介護分野において高い専門性を持つ優秀な講師陣を、新たにパートナーとしてお迎えすることができました。それぞれの分野に深く根ざした知見を共有しながら、より多角的に現場の課題解決に向き合える体制が、少しずつ整ってきていると感じています。
④これまでの積み重ねを、2026年につなぐ取り組みとして
これまで多くのパートナー講師の先生方にお力添えをいただきながら、一つひとつの現場と向き合ってきました。その積み重ねが、現在の弊会の取り組みを支えてくれていることに、あらためて感謝の思いを深めています。来年は、これまで現場で積み重ねてきた取り組みを、少し形を変えてお伝えする機会として、公開セミナーにも取り組んでいく予定です。新しい試みというよりも、講師の先生方の知見や実践を、必要とされる方々に届けるための一つの方法として考えています。
日頃から関わってくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
どうぞお健やかに、良いお年をお迎えください。
2025年12月
代表理事 仲内 真弓


